出席者:
瀧澤真結(15)、3歳から小1までフィリピンのマニラ、小5から中1までケニアのナイロビ在住
米山菜子(16)、米国ポートランドに学校から3週間語学研修で滞在
飯沼茉莉子(16)、米国で生まれ小3で日本に、中3で再度米国へ
富沢咲天(17)、幼稚園から小5まで米国ニューヨークに滞在
持丸朋子(17)、高2で1年間交換留学生として米国ポートランドに留学

グローバル化している今、英語の習得、世界で活躍するための能力を身につけるために、海外留学をする高校生たちがいる。海外に留学することによって、どのような影響があり、どのようなことが得られるのか。帰国子女、長期交換留学、短期語学研修で、英語圏で学んだ記者たちが、高校生の留学のメリット、デメリットを討論した。

高校生まででも様々な留学の機会がある

朋子:私は高校2年生の夏からアメリカのポートランドで、学校間の留学生として女子高校に1年間通いました。学校でただ一人の交換留学生だったので、留学生としての待遇をかなりよく受けることができました。友だちをつくり、先生のサポートも得られたので、勉強面でも何とかついていくことができましたし、スポーツやボランティアをすることで友だちも増やして、充実した1年が送れました。

咲天:私は幼稚園からアメリカのニューヨークに住んでいました。最初は英語がほとんど喋られなかったのですが、幼くて現地の子どももみんなが一からABCを学ぶという感じだったので、そこまで苦労はしませんでした。小学校5年の二学期に帰国して日本の学校に転校して厳しさが全然違うなって思いました。アメリカは授業中もゆるくて、優しい先生が多かったのですけど、日本では授業中も厳しいし、姿勢も注意されるし、細かい校則がたくさんあって、ニューヨークと全然違うなって思いました。

茉莉子:私は父の仕事の関係で、ニューヨークで生まれてから5年間、その後はサンフランシスコに3年間、小学校3年生まで住んでいました。日本に戻ってから2011年、中学3年の5月にまたアメリカに行ったのですけど、耳(聴き取り)と発音だけは残っていたので普通の日本人が行くよりは有利だったと思います。
今は地元の公立校に通っていますが住んでいる地域はアジア系の子どもが多く、高校になると人種でかたまるようになって、アジア人が多かったからなじみやすく、今は友だちもたくさんできて楽しいです。でも勉強は日本と違って毎日がすごく大変です。日本みたいに期末テストの一発勝負で成績が決まるのではなくて、アメリカの場合は毎日のテストや態度、プロジェクトなどが成績の大半を占めるから、毎日すごく勉強しないと成績はとれないので想像以上に大変です。

菜子:今年の夏に学校の研修旅行で、オレゴン州ポートランドに3週間行きました。
英語力はほとんど身につかず、現地の同世代の子たちと交流を深めた感じです。文化は学んで来られたけれど、英語力を身につけるにはまだ物足りないなと思いました。でも日本の学校を長期間休まずに、夏休みを有効に使えたのはメリットかなと思います。

真結:私は3歳の時に父についてフィリピンに行きました。まだ小さかったので、そこの言語(英語)を日本語を覚える感じで何不自由なく覚えられて、その後小学1年の三学期に日本に帰ってきても、自分が帰国子女だという意識はあまりなくて、そのまま小学校を過ごしていました。小学校5年の二学期にケニアに行ってインターナショナルスクールに入り、最初は大変だろうと思ったんですけど、入ってみると、昔自然に覚えた言語なので、会話は英語でついていけました。勉強もそんなに大変じゃなくて、逆に日本の漢字の方が大変だなと思いました。中学1年に帰国して今の日本の学校に入ったんですけど、一学期間だけ急遽また戻らなきゃいけなくなって、そのときにはケニアの日本人学校に入ったんです。ケニアにいながら日本の勉強ができるという環境の中で英語もスーパーの買い物などで使うことができたので、英語と日本語とどっちも不自由することもなく過ごすことができました。

■交換留学で身についた自主性、積極性

真結:朋子ちゃんはなぜ1年間だけでも留学に行こうと思ったんですか?

朋子:私は小学校から同じ学校に通い、ずっと同じ環境でずっと同じことをしているのが嫌でした。あとは小学校から英語を学び英語に興味があったし、ホストファミリーとして留学生を受け入れていたこともあって、異文化に興味があったので、自ら留学して異文化に触れて、新しい環境で新しいことに挑戦してみたい思いが強くて留学しました。
日本では小学校から英語を学んでいたのですが、それでもアメリカの高校生が日常的にワーって話す英語にはついていくのは大変でした。まわりに「わからない」ということを伝え、「何て言ってるの?」と聞くときちんと教えてくれた。授業でもわかるところだけ必死にノートをとって、宿題も多いので、英語に毎日触れていたら冬休み前にはかなり英語がわかるようになったと思います。日常生活を通しても英語をかなり学ぶことができたと思いました。ただ逆に学問的な英語はあまり身につけられなかったと思います。

茉莉子:朋子ちゃんは留学して一番身についたことはなんですか?

朋子:一番身についたのは自主性、積極性だと思いました。日本で小学校から同じ学校に通っていて自分のできることが限られていたので、アメリカでは何か別のことをしたいと思っていました。それでまず朝の合唱団に入って毎朝7時10分から学校で歌ったり、ボランティアで日本語の教師をちょっとやったり、小学生のキャンプに一週間付いていって、キャンプリーダーをしたりと、日本でなかなかできないことを自らやってみるっていう精神が付いたと思います。

■人種別のグループ、ランク付けはあるの?

茉莉子:逆に一番大変だったことは何ですか?

朋子:私はジュニアの11年生に入ったんですけれど、まわりの人がもうすでに4年間同じ学校でグループができて、人種別に分かれていたので、最初に友だちをつくるのが一番大変でした。

咲天:茉莉子ちゃんは「今の現地の学校で人種でかたまっていてなじみやすい」と言っていたけれど、人種でランクってあるんですか? 例えばよくアメリカの学校はランチを食べるところが狭くて、学校でけっこうイケてるみたいな感じの人たちが机に座れて、それ以外の人たちは違う、みたいなイメージがあるのですけれど?

茉莉子:私の学校はただ人種別の方がたぶんみんなお互い気が合うと思うからかたまっているのだけれど、特にランクっていうのはないし、ランチを食べるところなどは決まっているけど、それも特にランクとかあるわけじゃないです。でも白人が多い他の地域に行くと、ドアもだいたい白人以外の子が開けて白人が入って行くみたいなのはまだけっこうあるみたいです。

■受験英語とは違っていた

菜子:日本の大学受験が英会話と大学受験は違うことがけっこうあると思いました。英語力を養ってきても大学受験では通用しない。私は語学研修で学校の英語の先生に「今まで学校で習ってきた英語の授業のことは関係ないから一回忘れろ」というようなことを言われて、じゃあ学校でやってきたことはなんなのかなって思った。日本の大学受験の英語という教科が英会話と違うっていうことにすごく疑問があります。

朋子:日本の大学入試の英語の文章を読むと、だいたい、日本語で要約しなさいとか、あまり使わないようなレアな文法をあえて覚えさせられてそれが受験に出るとか、向こうで学んできた英語力とは違う点で英語についての問題が出される。実際に留学して大学入試で通用する英語が身につけられるかというとそれはちょっと違うなと思いました。

■日本での学生生活が「抜ける」

菜子:朋子ちゃん、1年間だけ留学して日本の大学を受験するのは大変ですか?

朋子:日本では高2の夏か二学期から受験勉強を必死に始める人が多いのに私は高2で留学して、高3の夏休みに帰ってきて、まわりはもう受験モード一色でクラスの雰囲気もかなり変わっていたし、勉強面では抜けたところが大きいと思います。私は日本の大学でAO入試の受験をしたのですが、国際教養学部を受験するのに英語だけが必要だったので、留学して英語を学んできてよかったと思いました。ただもし日本の大学の他の学部を受験していたら、けっこう勉強面では大変だったと思います。

朋子:菜子ちゃんは3週間アメリカに語学研修で行って、もう一回人生のどこかで留学してみたいとは思いましたか?

菜子:人生のどこかでだったらしてみたいと思うんですけど、今高校生で、したいかって聞かれたらそれは「いいえ」になると思います。英語力は身につけたいとは思うんですけど、今の生活を捨てて1年間行くのはやっぱり勇気がでないし、受験のことも心配だし。

茉莉子:菜子ちゃん、留学する勇気がないのは英語が心配だから?一人で行くのがこわいから?

菜子:向こうに行ってからの心配はもちろん英語力で、一人っていうのも心配ですし、日本の大学を受験するつもりなので、留学していて日本での勉強が抜けた期間が、すごく重くのしかかると思うの。その面でも勇気がないし、今高校1年生で、この4年間でけっこう自分の学校のこともわかってきたし、このままみんなで普通に6年間過ごして卒業したいっていう思いもあるので、今の生活を変えたくないっていう意味でも勇気がないです。

咲天:真結ちゃんは海外経験がすごく長くて、今は日本の学校に通っているんですけど、また海外に住む、あるいは留学したいと思いますか?

真結:私は実はずっと日本にいたい。今、日本で生活していて、部活やテレビなどいろんなものがすごく充実している。私は3年に一度は引っ越しをしてきたから、小さい頃から一緒にいて、親同士も仲良くてみたいな「幼なじみ」っていうものにずっと憧れています。世界中に友だちがいるのはステキなことだと思うんですけど、自分のことを一番よくわかってくれる友だちもステキなことだと思う。今、中学3年間ずっと同じ友だちと一緒になれて、これから先も高校も大学もそういう友だちと絆を深めていきたいので、海外には行きたくないです。

菜子:私は中3の時に留学してもう帰ってこないっていう子が友だちに何人もいるのですが、「今学校ではこういう行事があって」と言うとすごく「いいな」っていう顔で、今まで当たり前のようにやっていた行事をすごく恋しそうにしていて、そういう行事もその学校でしかできないし、同じ仲間としかできないし、今の時期にしかできない日本の学校生活というのも大事なんだと思います。

咲天:私も実際帰ってきた時に「え、こんなことも知らないの?」って友だちに言われたり、「流行」についていけないのが、たぶん多くの人が心配していることなんじゃないかって思います。

真結:私は友情関係がやっぱりすごく不安。3年に一度転校してきた分、毎回新しい友だちをつくらなきゃいけなくて、そのたびにまずどういう自分でいけばいいのか、どういうふうに人の輪に入っていかなきゃいけないのかがすごく不安になる。誰と仲良くすればいいんだろうって。仲良くなったら3年でもうお別れというのが毎回すごくつらくって、もうそういうふうな別れを何回もしてると、新しい土地で新しい友だちをつくって、でもどうせまた1年後にはその人たちとお別れしなきゃいけないつらさも留学に行きたくない気持ちにあると思います。咲天ちゃんは留学したいですか?

咲天:今は話したり聞いたりという英語は昔アメリカに住んでいたので一応できるんですけど、書いたり読んだりする英語力はないので、高校時代にそういう学習面での英語を勉強して、大学に行ったらまた留学に行きたいなって思っています。実は今学校で中国語の勉強をしていて、中国の文化にとても興味があるので、大学に入ったら英語圏じゃないところにも行ってみたいと思っています。

■留学のメリットとデメリット

茉莉子:皆さんは高校生の留学のメリットとデメリットは何だと思いますか?

朋子:一年間日本にいない分の勉強ができないことが、大きなデメリットだと思いました。メリットは新しい環境でまわりも知らない人だらけで、違う文化で長い期間勉強しながらいろいろなことができることだと思います。もしあまり新しい環境になじめなかったら、友だちの少ない中で一年間やっていくというのは大変だと思います。

真結:英語がすごくうまくなる人もいると思うのですけれど、外国人(ネイティブ)並みになるのはすごく難しいと思います。メリットは自主性と朋子ちゃんが言ってたように、違う自分にも出会えること。いろんな外国人と面識をもって関わりをもつことも、グローバル化する中ですごく大切だと思うのでメリットだと思います。

菜子:英語力と日本の大学の受験勉強っていう面だけをみると、留学は日本の大学受験にはすごく不利になってしまう。だからといって日本の大学受験を念頭において、私みたいに短期間留学をすると英語力はあまり身につけられないので、バランスがとても難しいと思います。

咲天:人によると思います。例えば海外経験のある人が語学留学に行っても、もう英語も知っているので、目的がずれてしまうので、自分に本当に留学が必要なのかを考える必要があると思いました。メリットとしては海外の文化を知ることができるし、海外と日本を比較することで日本の独自性もわかって、自分の国についても、こういうところが日本の特徴なんだって気づくこともできる。それを海外の人に伝えることもできるのでいいと思いました。

茉莉子:私は高校生の留学のメリットは大学に向けてのステップアップだと思っています。高校の留学はある意味語学留学で、大学の学部留学みたいに単位を気にしなくてもいいし、ほんとにお客様みたいな感じで、現地の高校生と同じ授業を受けていなくても単位を気にしなくてもいいから、現地の生活も楽しめていいかなと思います。大学で留学したい人にとってはステップアップとして可能性がすごく拡がるので、高校生で留学しておくのはすごくいいことだと思います。デメリットとしては高校生で留学すると、みんな寮かホストファミリーに入る。日本みたいに電車があまりないし、高校生はまだ車の免許も取れなくて行動範囲が狭くなるから、外出の度にホストファミリーに頼まなきゃいけないので、そこは申し訳ないと感じて、最初はストレスになるんじゃないかな。自分だけではどこにもいけないから、そこは少し大変だと思います。

朋子:実際に私の行っていたポートランドは、かなり公共交通機関が多い都市ですけれど、それでもバスが30分に一本くらいで、毎日の登校・下校もホストマザーが車で送り迎えしてくれていました。友だちの家に遊びに行く時もみんな車で行くので、私のホストマザーか友だちのお母さんに迎えを頼んで、帰りも送ってもらったりしたり、スーパーで買わなきゃいけないものがあったら、毎回ホストマザーに「連れていってくれる?」と言って連れて行ってもらっていたので、自分の親じゃないとわざわざ連れていってもらうのは申し訳ないなっていう気持ちがかなりありました。

■留学費用はしっかりと計算を

朋子:金銭的には交換留学はまちまちで、公の団体を利用して1年間100万円くらいですむものもあれば、私の場合は学校間を通して行ったんですが、学校からの奨学金が50万円で、日本の高校にも学費を1年分払いながらアメリカの高校の学費を払って、あとはホストファミリーにもお金を払ったりして、合計で300万円くらいかかったと思います。

茉莉子:アメリカは高校までは義務教育なので無料なので、私立じゃなくて公立の高校に留学する場合は、授業料はたぶん無料だと思います。

菜子:私は約3週間の学校のカリキュラムでの留学で、日本の大学のアメリカ寮に入っていて、そこで私の学校の留学生のための授業を現地の大学の先生に毎日していただきました。その授業料とか、学校のカリキュラムなので他のところではできないようなプログラムもあったので、それも全部入れて3週間で約50万円ぐらいでした。

茉莉子:やっぱり留学っていうのはすごいお金がかかることだし、みんながみんなできるわけじゃないから、留学をしたくてもできない人が世の中にたくさんいるから、その人たちが留学できるようにするにはどうすればいいと思いますか?

咲天:留学に関して国がもっと斡旋しなくてはいけないと思います。留学したいと思っていれば、行った時も得られるものがたくさんあると思うし、そういうチャンスをつぶしてしまうのはもったいないと思うので、国が補助するべきだと思います。

朋子:実際にアメリカに留学していた人で、貧しい家庭から来ている生徒は留学機関が奨学金を出してくれて、けっこう安く通えている子もいると友人から聞きました。そういう生徒たちは特に真面目で成績も優秀だと言っていたので、留学させてもらえたからには勉強しようという精神が強いのかなと思いました。勉強する意欲がある人が、もっと留学できるようにすれば、いろいろな国でグローバル化についていける人が増えるんじゃないかなと思います。

■暗記英語ではグローバル人材は育たない

真結:私はグローバル化するうえでは留学はすごく大切な手段だと思っていて、実際に社会に出て世界で仕事するときにはどれだけ自分の意見を言えるのか、どれだけ相手といい話し合いができるのかだと思うんです。留学に行ったり海外経験で実際に英語を使って話すことが出来ていないと自分の意見を思い通りに伝えられないと思うので、留学は日本全体で支援していかなくてはいけないんじゃないかなと思います。

茉莉子:アメリカと日本の教育の一番大きな違いで私が感じたことは、日本は暗記暗記っていう感じで、ですけれど、アメリカの場合は暗記をするための勉強っていうのはなくて、あるテーマを調べて、それについてディスカッションをしたりプロジェクトをしたりする。日本人は社会に出て全然発言ができないのも、小さい頃から暗記をしろという教育に問題があるんじゃないかと思っています。アメリカ人は高校からディスカッションをしたり、自分の意見をどんどん言ったりして、そういう下準備がアメリカの子たちはできているから、社会に出ても日本人とは違って発言力もできていると思う。グローバル社会で通用したいなら、ペーパーテストだけじゃなくて、アメリカみたいにディスカッションももっとやった方がいいんじゃないかと思います。

朋子:実際に社会で使える教育を受けられるという面でも、留学はいいのかなと思います。日本の学校にずっと通っていると日本の教育制度に染められて、中間テスト、期末テストのために勉強したり、入試のためにひたすら覚えたりっていう勉強が型にはまっちゃうと思うんです。アメリカや他の国に一度行ってみると別の勉強の仕方がわかって、日本に帰ってきてからもいかに今やっている勉強を今後につなげられるようにするのか、というのを考えられるようになる。留学に行くと新しいことが学べて、新しい目線でものを考えられるようになると思います。

■日本で得られないもの

茉莉子:友人関係を一番に考えた医と思うけれど、留学をしたら絶対に将来どこかでプラスになる。人とは違うことをやっているわけだから、チャンスがあるなら、ぜひみんなにも留学はしてほしいなって思います。

咲天:私も受験や友だちは大事だけど、それは目先って感じがして、逆に留学で得たものは何年経っても使えるし、自主性などもとても大事だと思います。留学に行くとやはり日本では得られないものがたくさん得られると思います。

真結:咲天ちゃんが自主性が身につくって言ってたんですけど、例えば英語力にすごく自信がなくて人見知りする人が留学した場合は全然溶け込めないし、自主性も身につかずに怖くなることもあると思います。逆にその人が日本でもっと積極的に委員会とか自分にできるボランティアとか、プレゼン能力を身につけるとかそういうことをやった方が自主性を身につけるのに効果的な場合もあると思うので、留学だけが一番いい方法ではないと思います。

朋子:留学は性格によって「留学してほんとによかった」っていう人もいれば、ちょっと行っただけで「早く帰りたい」って思う人もいると思います。留学したい思いが強いんだったら、1年間日本の勉強はできない、友だちも会えない、お金もかかるし、リスクも大きいけれど、あきらめないで努力したらほんとにいい経験ができると思います。

茉莉子:私は留学じゃなくて、もう何年か住むという形で今アメリカに行っていて、今はアメリカの生活楽しんでいるけど、最初の1~2週間はなんか全然溶け込めなくて本当につらかった。だんだん積極性がでてきて、アメリカに行ったことによって少し自分が変わったなって、やっと自分っていうものを持てた気がします。私も人見知りな方だったけど、何とか今普通にやってるから、留学はできるならした方がいいと思います。

咲天:全部日本だけで考えていると、絶対に困ると思うんです。グローバル化というのもあるし、必ず何かしら海外とつながっていることは絶対あると思うので、留学に行かなくてもいいけれど、日本だけを中心に考えないというのを意識しないといけないと思っています。海外のことを知ったり、国際理解を深めたりする一つの手段として、留学があるのかなと思います。

朋子:私は留学して、いろいろな視野、日本にずっといると見られないような観点から物事が見られるようになったし、まわりに知ってる人が誰もいない環境で生活することによって、こんなに私は英語ができないのに、まわりの人が仲良くしてくれたり親切にしてくれることに対してすごく感謝もした。今まで当たり前に思ってきたことが当たり前じゃないんだっていうのを身にしみて実感しました。勉強だけじゃなくて、生活面でかなり得たものが多いと思うので留学してよかったと思います。                                   

以上