記者: ゆっち〜(11)

さてクイズです。歯がある鯨は(   )を食べ、歯がない鯨は(   )を食べるそうです。答えを知りたい方はぜひ、記事を読んでみてください。

2024年3月17日、グランフロント大阪のナレッジキャピタルで開催されたSpringX超学校「かさねて発見!クジラのふしぎープラ板でクジラの解体図をつくろう!ー」に参加し、太地町立くじらの博物館 副館長 / 学芸員の中江環さんに取材しました。

太地町立くじらの博物館 副館長 / 学芸員の中江環さん

副館長 中江 環さんのお話 

記者:中江さんがクジラを好きになった理由は?
小さい頃から動物や生き物が好きで、将来は博物館で働きたい、生き物の大切さを色んな人に知ってほしいと思っていました。クジラの博物館に行ったのがきっかけで、クジラがなにをするか行動を学ぶことができました。その時からクジラに興味を持つようになり、たくさんの人にクジラについて知って欲しくなりました。

記者:クジラの魅力的なところは何ですか?
これだけ科学技術が進歩しているけれども、クジラについて分からないことがまだたくさんある、そういう所がとても面白いなと思いますね。

記者:楽しい作業ややりがいがあると思った仕事はありますか?
私は特に教育普及として、皆さんにクジラの魅力や博物館の魅力を伝える仕事をしています。「楽しかった!」、「クジラについて分かった」とか「くじらの博物館行ってみたい」とかそういうふうに言ってもらえると嬉しいし、やりがいを感じます。

記者:博物館はどういう役割をしていると思いますか?
興味を持った人が博物館でクジラの歴史やクジラのことを勉強して、どうやってクジラと人が付き合っていくのか、その問題に対して自分だったらどういうふうに考えるかということを考えてもらうきっかけを博物館が発信していく役割があります。「クジラなんてどうでもいいや、興味ないや」という人を少しでも減らして、クジラに関係する問題に対してどうやって向き合っていくかっていうことを考えられる人を作っていくのが、博物館の役割じゃないのかなと考えています。

親子で楽しめるキーホルダー作り

ここでは親子が一緒に楽しめて学べるアクティビティもありました。例えばこの下の写真にあるクジラの解体図のキーホルダーです。写真のプラ板の他に2種類制作しました。このキーホルダーはいつでもクジラのことを知りたい時に見て学べる工夫があります。カバンや鍵につけて、いつでもクジラについて学べるのでクジラに興味がある人にはとっておきです。

クイズの答え

歯がある鯨は(魚)を食べ、歯がない鯨は(オキアミやプランクトン)を食べるそうです。


自己紹介: 大阪市に住む小学6年生です。K-POPが大好きで、韓国語を勉強しています。